飲食店でのグループレッスン

 言葉をつむぐ「心が伝わる話し方教室」主宰の松本尚子です。

 今日は目黒駅近くにある馬刺し料理と割烹のお店「そま莉」で従業員のみなさまに話し方と接遇のレッスンをしました。

 今回のご依頼は120分2回コースでしたので、初回の今日は発音、発声、滑舌と電話応対の練習を中心に行いました。

 マスクをはめての会話でもはっきりと伝わるためには正しい発音で話す必要があります。そのためには正しい口の開き方を身につけなければなりません。そして声量も必要です。

 実際にレッスンしてみると、初めて習うのでなかなかうまく発音できなかったり、お腹から声を出すことができなかったりということがありました。でも、できなかったことを気にする必要は全くありません。大事なことは自分の声や話し方の特長を知るということです。

 そうすれば、自分の苦手な発音を練習したり、話し方に磨きをかけたりできるのです。

 また、固定電話できちんとした話し方で電話をする機会がなかなかなかった世代は、どうも電話でお客様と話すことに苦手意識を感じているようです。予約を取ったりマニュアル的なやり取りはできても、突然質問をすると、どう答えていいのか分からなくなってしまうという若い子もいました。

 大丈夫ですよ。初めはみんなそうです。新入社員研修をしていても最初はそうです。場数を踏んで慣れていくとだんだん自然に話せるようになります。だから、電話を取ることに苦手意識を持たずに率先して取ってみましょう。

 今日はどうしたらもっとスムーズに電話の受け答えができるのか、ロープレしながら練習しました。みなさんメモを取りながら一生懸命取り組んでくださり、とても嬉しかったです。

 2時間のレッスンはあっという間でした。とても楽しい時間でした。

 さて、次回は来月。そのお店の雰囲気に合う所作と接客などを中心にレッスンをする予定です。

 うちの従業員にもぜひ!とお考えの経営者の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせからご連絡ください。お待ちしております。

※掲載許可いただいています

 

 

 

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