姑との食事

こんにちは。言葉をつむぐ「心が伝わる話し方教室」主宰の松本尚子です。

今日は久々に姑と食事をしました。私は姑が大好きです。会うたびに元気をもらっています。姑は言葉選びが上手です。

結婚前、姑に初めて会った時、まだ夫との結婚を決めていたわけではありませんでしたが、「こんな人のところに嫁ぎたい。」と思うほど大好きになりました。結婚を決めた理由のひとつが姑のことが好きだったからです。

たくさんたくさん嬉しい思い出はありますが、ベスト3を挙げてみようかな。

1、出産した時にみなさんからお祝いをいただいたのですが、それは長女へのお祝い。そんな中、こっそり私の布団まで来て「尚ちゃん、頑張ったね。産んでくれてありがとう。これは尚ちゃんへのお祝いだよ。誰にも言わなくていいからね(勿論、夫には感謝とともに伝えました)。尚ちゃんが欲しいものを自由に買いなさいね。」と言って長女へのお祝いとは別にお祝い金をくれたこと。姑の気持ちが嬉しくて泣きました。これが嬉し過ぎて、私も母にお嫁さんにはそのようにしてあげたらいいよとアドバイスしました。

2、局アナという子供の時からの夢だった仕事を辞めて上京したものの、夫は激務で連日不在。知り合いもいない。仕事もない。私は何のためにここにいるんだろうかと自分の存在意義を見失い、心が壊れそうになっていました。そんな時、「尚ちゃん、一緒に飲もう。たくさん飲んで話して憂さ晴らししよう。私も憂さ晴らしするぞ~!!」と言って、私を連れ出し、へべれけになるまで一緒に飲んでくれました。その後、箱根旅行に誘ってくれ、二人旅をしました。

3、気持ちを言葉にして伝えてくれます。「○○と結婚してくれてありがとうねえ。」「尚ちゃんが来てくれて嬉しい。」「○○は尚ちゃんを大切にしてる?」「尚ちゃん、何でも話してね。元気ないんじゃないの。」「みんないい子に育ててるねえ。」「やりたいことをやりたいだけ思いっきりやればいいのよ、家庭はその次でもいいよ。」など、一般的に言われる姑さん像とは全く違い、いつも私の見方です。息子より私を大切にしてくれます。

そんな関係なので、私もいつも素直に心に思ったことを言葉に出して伝えています。「もしも離婚することがあっても、お義母さんとの縁だけは切りたくない。」とはっきり伝えています(笑)

心に思うことを相手が心地よくなる言い方で伝えることってとても大切ですね。

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