こんばんは。言葉をつむぐ「心が伝わる話し方教室」主宰の松本尚子です。
今日は私が行っている「いつまでもいきいきいい声作り」の最後の授業ということで、私の話し方教室の特別講師をお引き受けいただいている元TBSアナウンサーの鈴木順さんに講演をしていただきました。
全く打ち合わせもしていなかったので、少し前にお会いしてランチをしながら打ち合わせ、と思ったら殆ど打ち合わせもなく世間話（笑）。
そしてそのまま本番へ。いや～、本当にすごいなあ。先輩の評価をするなんてとんでもないことですが、打ち合わせを殆どしなくてもみなさんを惹きつける、笑いを誘う話をされる、そしてちゃんと講演目的の答えもお話になる、本当に素晴らしいと思いました。
最初は勝どきの敬老館。
私は3館一緒に回るので3回同じ話を聞くことになります。そのことを気にされたのかは分かりませんが、主たる話は同じですが、トピックスは別の話をされたことが驚きでした。つまりは、同じ話を3回聞いても飽きることがなかったのです。
桜川敬老館での講演
いつまでもいきいきと元気な声で話せる秘訣はいつまでも自分の夢中になれることを持つということですって。聖路加国際病院の日野原先生がおっしゃっていたことに感銘を受け座右の銘にしているとのことです。
順さんは確かに趣味も夢中になっていることもたくさんある方です。
最後は浜町敬老館へ。順さんの大ファンという方が最前列に座って楽しみに待っていてくださいました。ありがとうございます。
順さんがTBSにいた時の一番思い出に残っていることは1990年にのソビエト時代にTBSの社員秋山豊寛記者が日本人として初めて宇宙に行った時のラジオの生中継の実況放送をしたこととのこと。その裏話をお話いただきました。社員に募集があり宇宙大好き順さんも即応募したものの一次で落選したとのこと。その時の話を3館でお話になられましたが、順さんの興奮が熱く伝わってきました。
今期最後ということで受講生の感想を伺ったところ、「声が出るようになりました。」「大きい声を出す機会がない中とてもいい時間になりました。」「また継続して受けたいです。」などなどみなさんから嬉しいお声をいただきました。
そんな中、一番嬉しかった声は「先生と初めてお会いした時に何てきれいな方なんだと思いました。今日は今までよりもとてもきれいです。」でした（笑）有り難うございます。
私もとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
4月からの新しい出会いが楽しみです。
