こんばんは。言葉をつむぐ「心が伝わる話し方教室」主宰の松本尚子です。最近、韓国の方との授業が増えています。
サンミンさんは日本語を初めて20日という時に授業を担当することになりました。韓国人には発音がなかなか難しい音があるのですが、母国語の私たちには十分理解できます。
それでも彼はどうしても妥協したくなく、日本人のような話し方がしたいとのこと。日本語学校で文法などを学び、私からは正しいアクセント、イントネーションなどアナウンサーとしての話し方を学びたいとのこと。
そこまでしなくても伝わる日本語でいいのではないのかと話しましたが、彼の決心と意欲がとても強く一緒に頑張ることにしました。
でも、彼は驚異的な成長を遂げています。こんなに熱心に1秒を惜しんで日本語を学び、意志を貫く姿を見ていると私も刺激を受けます。
レッスンの後は、毎回一緒に夕飯を食べて帰っています。その間は韓国語で話します。私は大学時代から韓国語を勉強していましたし、韓国に住んで仕事もしていましたが、何十年も話していないとすっかり忘れてしまいます。もう話せないと思っていました。
ところが、前回は3時間、そして今日は4時間半韓国語を聞いて話していると少しずつ記憶が戻ってきました。口も動くようになりました。脳も言葉を思い出したようです。
今夜は彼の部下のジェウンちゃんも一緒に乾杯。日本に来て初めての飲み会だったらしくとても喜んでくださいました。意気投合してすっかり仲良くなりました。
レッスンの後は、毎回韓国語の勉強になっています、感謝。
私はやはり人が大好きなんだなあ。