サンミンさんとの授業 情熱に驚き

 こんばんは。言葉をつむぐ「言葉をつむぐ「心が伝わる話し方」主宰の松本尚子です。

 韓国人のユニさんに続き、サンミンさんとのマンツーマン授業も一昨日から始まりました。彼は日本語の勉強を始めて20日。それなのに、片言で話せるようになっていることにまずは驚きました。

 聞けば、とにかく勉強が好き、難しいことほど燃えて楽しいと思うとのことで、毎日毎日日本語学校に通いながら自宅でもずっとストイックに日本語の勉強をしているとのこと。

 日本語学校では文法などを学んでいますが、アナウンサーの私に求めることは日本人らしい自然な話し方。つまり、発音、アクセント、イントネーションなど。

 日本語は発音、アクセント、イントネーション、強弱、緩急、間で表現されます。これを完璧に話すのはプロの私たちでも難しいことで私自身現在進行形で勉強中です。

 それを韓国人の彼が身につけたいというのですから、教えるのも大変です。しかもまだ片言の日本語ですから。

 でも、私はそういう情熱を持った方大好きなんです。自分もそうでしたから。

 全てをすぐに身につけるのは無理なので、発音とアクセントとイントネーションに絞ってやることに。まずは発音チェックから。韓国人が日本語を話す時にどうしても言えない発音があります。彼も然りでした。まずはその矯正からスタート。自然なイントネーションと正しいアクセントを身につけるために私の話し方を真似てもらいます。

 彼は熱心でストイックです。でも、こんなに何度も何度も指摘されて直されて辛いだろうなあと心配でもあります。「楽しいです。」とのこと。「難しいと難しいだけ楽しくなります。」とのこと。とにかくびっくりするくらい真剣で熱心。

 幸いなことに、彼は耳がよく、すぐに真似ることができます。これを身につけるまでは時間がかかると思いますが、とても優秀な生徒さんです。

 初めてお会いしたので授業後に食事に行きました。レバ刺しと馬刺しを初めて食べたそうですが、こんなにおいしいんだと感動して、2回も注文しました(笑)熊本県民としては嬉しいです。

 たまたま同じ年齢だったこともあり、話は大いに盛り上がり、気が付けば3時間が経っていました。韓国語でずっと話をしたのですが、発音を褒めてもらえて嬉しかったです。こんなに韓国語を話したのは何十年振りだろう。

 これから一緒に頑張りましょう!!

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