こんばんは。言葉をつむぐ「心が伝わる話し方教室」主宰の松本尚子です。
今日から中央区の3館で第四期の講座が始まりました。
今期も満員御礼、急に寒くなった上、雨も降る中、みなさんお越しくださり有り難うございました。
今回も申し込みが多く抽選でした。昔アナウンサーに憧れていたので毎回申し込み4回目でやっと当たりましたと大喜びの90歳の女性有り難うございます。楽しかったのでまた申し込んで当たりましたと笑顔のリピーターが6名いらっしゃいました嬉しいです
初回は必ずみなさんの声の出し方などをチェックをしながら受講動機を伺っています。多いのは一人暮らしで、またはコロナ禍でなかなか人と話すことがなく声が出なくなってきたというもの。お年を召すと、使わないところがどんどん衰えていきます。
そんな中、身が引き締まる思いで聞いたのは80歳のとても上品な話し方をされる女性の言葉。「世の中の言葉の乱れが嫌でたまらない。私は美しい日本語をずっと話していたい。アナウンサーの言葉はとてもきれいで美しい。だから私はアナウンサーのきれいな言葉遣いを聞ける講座を受けたかったのです。」
言葉は生き物ですし、若者にも言葉の文化はあります。でも、私たちは正しい日本語を話す最後の砦として「ら抜き言葉」を使わないなどいろいろと気をつけています。
これからも精進いたします私の話をメモを取りながら聞いてくださり有り難うござます。
今日の30名との素敵なご縁に感謝しています。これから3ヶ月、一緒に頑張りましょうね
宜しくお願いいたします