ランドセルの寄付

こんばんは。言葉をつむぐ「心が伝わる話し方教室」主宰の松本尚子です。

ついに子どものランドセルを寄付することにしました。ミニチュアに作り替えて、余った皮でパスケースなどを作るというところもあり、そうしたいなと前から考えていました。

でも、知り合いに「ミャンマーの子どもたちに寄付してもらえないだろうか。」と声をかけられました。

実は、長女は小学校卒業後、「アフガニスタンの子どもたちに寄付したい。」と言ったことがあります。でも、その時は私が手放せなかったのです。初めてランドセルを買いに行った時の嬉しそうな顔や入学式でひっくり返りそうになりながらしょっている姿が思い出され、まだ手元に置いておきたかったのです。

でも、長女と二女に聞くと「寄付したい。誰かの役に立ちたい。ただ単に家に置いておくより誰かに使って欲しい。」と即答。

子どもの意志を尊重することにしました。

とうとうお別れする日が来るのかあと寂しく感じましたが、子どもたちは前向き。

早速、日本語と英語で手紙を書いてランドセルの中に入れていました。そして何か他にあげられるものはないかとノートや消しゴムなどを入れていました。

寄付先は信じられる知り合いがやっている支援活動団体。

受け渡し前に記念撮影。ランドセルが小さく感じるね。

受け渡しの日。私のFacebookへの投稿を見たママ友もずっと寄付先を探していたとのことで話を聞きに来ました。

私が今回寄付を決めた決定的なポイントは「もらった子どもからのメッセージとしょっている写真がもらえる」ということ。

今回話を聞きにきたママ友もそれを条件に探していたそうですが、これまでそれをしてくれる団体は探し出せなかったそうです。

その点は受け渡しの時に再度確認しました。

これは嬉しいですよね、自分のランドセルが確実に誰かの手に渡って使ってもらえていることを知ることができるんですから。

メールアドレスも書きました。いつか将来会えることがあって、ランドセルと再会できたら嬉しいですよね。

長女と二女のランドセルは第一号と第二号とのこと。3月中旬くらいに送る予定とのことで、第一弾として50個くらい集められたらいいなとおっしゃっていました。その後、2か月ごとに送りたいとのことでした。

この写真はアフガニスタン支援の時のものですが、こんな素敵な笑顔を実際に写真で見ることができたらいいなと思っています。

寄付を決心するまでは手放せない愛着と執着心がありましたが、知り合いと話して、安心してお譲りすることができました。

そして、今はなぜか清々しい気持ちです。どんな子が使ってくれるのか、写真を楽しみにしています。

同時に、ミャンマーは大変な状況ですから、そんな過酷な状況の中、遠い日本から応援している人がいるんだよということを知った子どもたちが未来に明るい希望を持ってくれたらいいなと思います。励みになったらいいなと思いました。

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