こんばんは。
言葉をつむぐ 松本尚子の「心が伝わる話し方教室」の主宰、フリーアナウンサー・ナレーターの松本尚子です。
２回に渡り、Clubhouseで生演奏朗読会を行いました。作家さんと出版社から許可を得られたロバート・マンチ作「ラブ・ユー・フォ―エバー」とロジャーWラウザー作「ピアノのピッピーと黒い波」という絵本を朗読いたしました。
リアルでの朗読会ではお客様の反応を肌で感じることができるのですが、Clubhouseでは全く感じられません。みなさんがどのような感じで聴いてくださっているのか見えませんし、拍手をいただくこともございませんので、ただ一方通行で読んでいる感じです。
そこで、朗読後に、リスナーみなさまに呼び掛けて感想を教えていただくことにしました。
「感動しました。」などというお声はこれまでもいただいていましたが、今回初めていただいた感想に「声が頭の上から降ってくるようだった。母音の響きがいい。」というのがありました。声だけの世界で聴かれたからこその感想だったのかもしれません。
他にも同じ表現を使われた方がいました。私にとっては初めて言われた言葉でした。どちらも滑舌がいいということを褒めていただけたのかなあと勝手に想像して嬉しく思っています。
そしてこの朗読会でピアノを演奏してくれたのがプロのピアニストのラウザーアビさんです。彼女は私の読み、トーン、話の内容に合わせてインスピレーションで弾いています。つまり楽譜はないのです。二人の呼吸がとても大切になります。朗読の奥深さを感じます。いつも素敵な演奏をありがとう。
聴きに来てくださったみなさま、有り難うございました。久々の生演奏朗読会、楽しかったです。
